SUMMER CAMP

今年の初め、確か1月頃に見つけた新しい音楽。

Young

Young

それは新しい人達の創る新しい音楽なのに、いい意味で古く懐かしい音楽でした。
SUMMER CAMPは2009年に結成された男女二人組のデュオユニットで、イギリスのインディレーベル「もしもしレコーズ(Moshi Moshi Records)http://www.moshimoshimusic.com/news/」からデビューしました。
もしもしレコーズはメジャーレーベルに勤務していた Michael McClatcheyの友達3人が、本業とは別に何とか自分たちの趣味に合う音楽を採り上げられないものかと1998年に始めたレーベルだそうです。(設立者 Michael McClatcheyの話より。 )
アーティスト自身の見た目の独自性を持つことを重視し、ジャケットデザインなども本人たちに任せているようで、私個人的にはこのSUMMER CAMPの「YOUNG」はジャケットに惹かれ内容を想像し、聴いてみたくなったのでアーティストにデザインを任せるという手法は正しかったのではと思います。

曲は、先程述べたように古く懐かしく、古いもの好きなわたしにはとても聴き心地が良く、今年このアルバムに出会ってからは結構頻繁に聞いています。シチュエーション的には晴れた日の土曜日の午後か、日曜日の午前中に合うと思われます。夜聴くと休日気分が抜けず、次の日仕事に行きたくない気分になっちゃうかもしれないので出来れば日中に。そして、たまらないのはもうひとつ、バンド名がサマーキャンプ。曲名ではなくバンド名を、既にサマーキャンプにしている時点で彼らは夏の初めや、真夏や、夏の終わりに相応しい音楽をつくり続けてくれるのでは…と妙に期待と希望を持ってしまいました。まだ、この「YOUNG」というアルバムしか聴いたことがなく、彼らのその後の活動を知らないのでずっと素敵な音楽を届けてくれることを願っています。

この「YOUNG」というアルバムがしっかりとした世界観を持ち、最初の曲から最後の曲まで良く出来た、創り上げられた作品になっていますが、中でも1番好きな曲「Why Don't You Stay」を、どうぞ。



「Montgomery Avenue」



昨日は1年に1回の大きな行事があり、この時、この瞬間に開かれたわけで、たくさんの複雑な感情の中でした。それでも時間は進みます。これから新しい生活が待っているみんなに惜別と激励の思いを伝えて、昨日という日を終えました。明るい未来を、心から願います。