時計じかけのオレンジ

VOICE(初回限定盤)(DVD付)VOICE(通常盤)perfumeが新曲「VOICE/575」を出す!イエーイ!イエーイ!そろそろよねとか、まだアルバムまではシングルの枚数出してないよなとか、色々考えてたらnewシングルです。嬉しいなあもう。彼女達のシングルはインストが聴きたいから買うことにした。初回限定盤欲しいな。楽しみだなー♪



時計じかけのオレンジ [DVD]昨夜のリンカーンまさかの時計じかけのお笑いG6でしたね。たむけんがアレックスか。笑 みんなの下まつげがちゃんと描いてあって。曲も使いまくりでセットもかなり凝っていて。気合入っていました。

もちろん今朝、サントラを聴いて出勤したのは言うまでもないのですが。オープニングの「メアリー女王の葬送音楽」迫ってくる恐怖心とともに果てしない所まで落ち込みますが、なぜか聴きたくなってしまうという本当に不思議な力のある曲です。で、落ちるとこまで落ちてベートーヴェンの「交響曲第9番」で這い上がってくる的な聴き方が、わたしにはかなりのリラックス法になっています。
時計じかけのオレンジ」は人生で1度しか観たことがない映画です。あの時はリビングでミカンを食べながら観ていたわけですが、途中で具合が悪くなってもちろんミカンを最後まで食べることなんて出来なかったわけです。何度も目隠しをしました。指の隙間から見ても怖い。もうやだ、やめる。DVDの電源切る。と半泣き状態で何とか最後まで我慢して観ました。あれをリアルタイムで劇場に観に行った人達はどんな気持ちだったのだろう‥。カップルの女の子の方は間違いなく泣いてただろうなとかそんなことはいいのですが。
辛くて悲しくて怖くてたまらない映画だった。だけど、今まで観たことのない、そして一生忘れられない、心に焼きつけられた映画だった。
この映画は1971年の作品。オープニングから濃い原色の背景にシンプルで格好良い文字が映し出される。何か大変なことがこれから起こると、感じずにいられなくなり画面の前から固まって動けなくなる。
ストーリーが始まってからは残酷すぎるシーンのオンパレード。なのにあのセンス、感性、この時代に、何でこんなにスタイリッシュなセット、衣装、髪型、メイク、音楽なんだろう。『残酷な内容』ということを除いてしまえば、誰もが口にすると思う。「とてもおしゃれな映画だよ。」と。
そしてアレックスという主人公に対して最初は「残酷」「最低」という感情でいっぱいなのだが、映画を観ている間にわたしは洗脳されてしまい「可哀相」とか「助けてあげたい」とかそういう想いに変わってしまう。
それ程のことをストーリーの中で描いている。残酷なのに憎み切れない、そして嫌いになれずむしろ好きと言ってしまった‥そんな映画なのです。

まさかリンカーンきっかけで時計じかけの話を書くことになるとは思っていませんでしたが。

残酷なシーンも入っているのであまり見たくない方はクリックしないようにしてください。この短さでもわたしはかなりやられます。