電気グルーヴ
わたしは、夏にジャズを聴きたくなります。冬は電子音を欲します。
さてさてさて!筋少からのナゴム繋がりですが、アーティスト特集、電気グルーヴです。YMOを書こう書こうと思っていたのに電気な気分になりました。長いですが、曲だけでもクリックして聴いて頂ければ、幸いです。
97年、わたしは小5、11歳。CSチャンネルというものを知り、スペースシャワーTVとMTVに釘付けになった11歳。最初に衝撃を受けたのは、Cocco「強く儚い者たち」と電気グルーヴ「Shangri-La」のPVだった。
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- アーティスト: 石野卓球
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結果、いつの間にか彼らのことが好きになっていた。何とも思っていなかったクラスメイトをある日「あれ?好きかも?」と意識してしまう、みたいな。それがわたしにとっての、電気だった。
それからも、彼らの音楽はリアルタイムで聴いてきた。97年以前の作品や、活動も後から知ることになるのだが、今回は新旧問わずわたしの好きな曲たちを。
まずはやっぱり「Shangri-La」※。ヒット曲を作ろうとしてかなり試行錯誤して作られた名曲。コンセプトは“キラキラしたイメージ”ということが漠然ときまっていただけで、曲作りに悩まされ、朝方の公園のブランコで瀧が言った言葉は『俺、トロフィーしか浮かばない…。』
silvettiの「spring rain」が原曲です。
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石野卓球「Polynasia」これは子どもの目には鮮明に焼き付いた。正直、こわかった気がする。10年以上経っても忘れない映像。あーハラハラする。ほんとにビクビクする。ドキドキしっぱなし。一見の価値大有りです。
「FLASHBACK DISCO」※この曲だいすきーーーーー!だけど、「Shangri-La」がヒットして、この波に乗るぞ!と言う時に出来上がった曲がこれで、事務所の社長に『終わるぞ…』と言われたらしいです。
「Nothing's Gonna Change 」※これは中学生の時だった。妹と気に入っていたPV。きれいな曲!
- アーティスト: 電気グルーヴ,石野卓球,ピエール瀧,ベン・ジュリス,ベニー・ラックス
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それと、これらの印象的なPVの監督は、田中秀幸。(shangri-laは板屋宏幸。)「ウゴウゴルーガ」「スーパーミルクチャン」「SUPER LOVERS」「音楽ファンタジーゆめ」などのアートワークを手掛けている人です。今挙げたものは、わたしが幼稚園から中学生まで影響を受け続けたテレビ、デザインだったので、彼のアートにどれほど出会ってきたのだろうと驚かされました。
「音楽ファンタジーゆめ」野菜のオーケストラが懐かしい!どれほどこの番組を見たことか。わたしと同世代なら絶対見覚えあるはず!
去年リリースされたシングル「upside down」ストリングスがいい味だしてます。2曲目には、まりんがリモデルした「Shangri-La (Y.Sunahara 2009 Remodel)」を収録。
96年の作品「誰だ!」ストレス発散になる素晴らしい曲。危機が迫ってくるこの感じ。たまらない。ライブバージョンだけど、BPM135くらいかな?少し遅めに感じるけど、これもまた、良い!。
さてさて、まーだまだ名曲がありますが、今日はこのへんで。彼らの音楽の良いところは体を動かさずにいられなくなるこのリズムと、細かく色んな音を聞かせて楽しませてくれるところでしょうか。なんて言いつつも、どこがいいんだかわからないうちに中毒のように彼らの音楽を欲するようになったというのが本音かな。真面目に語れないところが魅力ですね。
では、最後に「Technopolis (Denki Groove's Techtropolis-RMX)」を。YMOが電気色になっています。すっばらしいです、是非是非、聴いてみてください!
あーーーまた90年代にトリップしてたーーー。もう決めたんだ。単なる90年代ノスタルジーを感じるのではなく、常に90年代と共存して生きていくと。頭の中に、常にあるの。置いとくの。2010年を生きながら、頭の中は1990年代。ほら、そのほうが楽だし楽しいでしょ。