love ballad

本日はジョージベンソン。ちょうど1年前くらいにmixiに載せた自分の文章ですが、今日はこの「love ballad」を紹介いたします。
86年モントルー・ジャス・フェスティバルのライブで、美しいピアノ伴奏をバックにジョージベンソンはこう語り出します。

『次は「L.T.D」というグループの曲だ。
初めて聴いた時から好きになった。
ボーカルのジェフリー・オズボーンは
偉大なシンガーだね。
彼らのバージョンはすばらしかったから
自分のスタイルにするのに苦労したよ。
今回はライブだからバラードで始めて
最後はテンポを速めることにした。
「愛のバラード」を聴いてください。』

彼のボーカルが、ピアノに重なる。甘くてたまらない。アップテンポ調に変わった途端、管楽器も高い音を響かせる!ギターもベースもドラムも、たくさんの音たちが重なって最高の音楽になっていく。彼のギターとスキャットのユニゾンプレイが素晴らしくて一瞬で虜になる。みんな笑顔でとても気持ち良さそうに、楽しそうに演奏している。終わらないで、この1曲。感動せずにいられない。何回観ても、聴いても飽きない文句なしのライブ。「love ballad」は79年発表の「インサイド・ユア・ラブ」に収録。R&Bチャートで全米3位を記録。

いい曲でした。本当に。夏はジャズ、そしてこの曲。
たくさん思い出す。おととしの夏も去年の夏も今年の夏も。涙が出そう。