TOKYO EYES

2010年ベストミュージックーとかをやろうと思ってたけど気分じゃないのでパス!間もなく2010年終わっちゃいますね。いいとも特大号面白かったーーー!

今年で人生24年目を迎えているわけですが、これまで3度程入院と手術をしました。第1回は1998年8月。当時12歳。SPEEDとナインティナインが大好きでした。今も変わらず好きだけどね。
入院中に買っためちゃイケ特集の載っているザ・テレビジョン、そのテレビジョンに吉川ひなの武田真治が映画祭に行った記事が載っていたのが記憶にあって、その記事の写真は二人が横顔か笑顔で写っていた気がするのーーー、曖昧な記憶だけど覚えていることもほんとこわい。わたしのこの変な記憶力やめてほしい。
ちなみに入院日と手術日と退院日も覚えているし、その日着ていたお洋服も覚えている。あ、手術日はお洋服着てないけどね。
で、その98年夏の映画なんです。「TOKYO EYES」先に書いた二人が主演です。二人のことも、好きな芸能人は?と聞かれて答えるくらい大好きだけど、この作品も好きな映画は?の問いに、真っ先に答えます。
愛のむきだし」も、「時計じかけのオレンジ」も、好きです。でもわたしの1番好きな映画は「TOKYO EYES」です。
以下、goo映画より引用。
【解説】

世紀末の東京を舞台に、謎の発砲事件を続ける青年と彼にひかれる少女のつかの間の関係を鮮烈なタッチで綴った一編。監督・脚本は「天使の接吻」のジャン=ピエール・リモザンで、東京(渋谷・下北沢など)でオールロケ、日本人のみを俳優に使い、オール日本語で撮り上げた。撮影クルーもリモザンと撮影監督のジャン=マルク・ファーブル(「a.b.c.の可能性」)以外は日本人を起用。製作は堀越謙三(ユーロスペース)とヘヌガメ・パナヒ。音楽はスコアをグザヴィエ・ジャモー、音楽監修をエリック・ミションが担当。美術は矢野憲章。編集はダニエル・アヌダン。録音は旧小川プロの菊池信之。主演は「NIGHTHEAD 劇場版」の武田真治と「デボラがライバル」の吉川ひなの。共演は「キリコの風景」の杉本哲太、「犬走る」の大杉漣のほか、「HANA-BI」のビートたけしが特別出演。


【あらすじ】

東京。分厚い眼鏡を目印に薮睨みとあだ名される謎の青年による無差別な拳銃による恐喝事件が続発。下北沢。美容院でバイトするHinano(吉川ひなの)は刑事の兄Roy(杉本哲太)とふたり暮らし。ある晩、HinanoはRoyが持ち帰った事件の書類で薮睨みの犯人の似顔絵を見て興味を持つが、その矢先、電車で偶然、その似顔絵とよく似た青年K(武田真治)を見かけ、後をつける。翌日、ビデオカメラを持って青年のアパートを訪れたHinanoはKに見つかってしまう。ゲームのプログラマーをしているというKはレコードで満杯の部屋に住んでいて、Hinanoに親しげに身を寄せてくる。その後外出したKはHinanoの目の前で、ビデオ屋の店員(モロ師岡)、イラン人にからむバス運転手(大杉漣)などに次々に銃を向けていく。街に再び薮睨みの記事があふれた。不安にかられるHinanoに、Kは銃には仕掛けがしてあり標的は外している、分厚い眼鏡は多くを見ないようにするためだと語り、薮睨みとはもう縁を切ると語るが…

小学生の頃、不思議と感じていた90年代の良さと、その時代が変わったり、終わってしまうこと。小学生なんかにわかりっこないはずなのに、感覚と、見ていたCSチャンネルのおかげで90年代を高校生以上で生きていた子みたいなひとなんです、わたし。今までも色々書いて考えてみたけど結果これがしっくりくる。
だから、実年齢的に言うと、「懐かしい。」と言うことはちょっとおかしいんですよね。でも、わたしが90年代の作品に感じる「懐かしい。」は本当で、別に大人びたくて言っているのではなく、心から感じてるんです。
わたし産まれてくる年代間違えたのかなー。

この映画は、90年代の東京を撮っています。わたしが見たかった、体験したかった、90年代を10代後半〜20代で過ごしたひと達の「東京」が写っています。
景色や街並みといった映像、時代を表現した音楽、ひなのと武田真治の話し方、せりふ、やりとり、仕草など、様々な要素からわたしがこの街に漠然と感じていた虚無感、孤独感、ノスタルジーなどの『淋しさ』が感じ取られ、その『淋しさ』は同時にわたしの『憧れ』に近いものでもあるから、この映画がわたしの夢でもあり、見たかった、体験したかった時代と世界でもあるのです。
映画の中の二人は、『絵』みたいです。ものすごくきれいな。ずっとそう思っています。

淋しくて美しいから、この映画がきっと、大好きなんだと思います。

こちらの映像はクライマックスとエンディングです。という訳で、もしこれからこの映画を観ようと思っている方はクリックしちゃダメです。観ない予定の方はどうぞクリックしてください。
なんでクライマックス載せちゃうのーって、エンディングの曲が人生のトップ10に入るくらい好きな曲だからです。悲しくてすっごくすっごく最高に好き、です。半分くらいからエンドロールになりますので、そこから曲は聴けます。どうぞ。

髪の色が夏からずっと明るい。とても気に入っています。先日パーマネントをかけました。髪がふわっふわになって犬みたいです。Aラインのセミロングでボブから伸ばしていた髪です。何ヶ月かしてパーマが取れかけになるのも、更に髪が伸びるのも楽しみです。早くみんなに見せたいな。犬みたいって言われたら、嬉しいです。あと、ふわふわだから良かったら、さわってね。くしゃくしゃにしてもいいです。